
訓練にお預かりして2週間が過ぎたブランちゃん。お預かりした日、飼い主さんと一緒に来たブランちゃんはそれ程怖がりの性格には見えませんでした。でも、飼い主さんとのお話の中で怖がりなのだという事を聞いていました。例えば、お散歩中に猫を見ると、、とおっしゃるので私は猫の方へ行こうと引っ張るのですね!とお伺いすると“いえ、後ずさりするのです。”と。。手に何か違う物を持っているととおっしゃるので、それにじゃれ付こうと興奮するのですね!とお伺いしようとすると、怖がって後ずさりするのです。と言われていました。お散歩中は引っ張りますか?とお伺いするといえ、後ろから付いてきますが帰り道は早く帰ろうと引張り気味ですとおっしゃっていました。ドッグランでも他の子が近づくのが怖いようだと言われていました。その後、ブランと毎日過ごしていますが思っていた以上に訓練用語で言うとシャイで、色々な物が怖いようです。。一日に何度も短時間にして小分けに訓練をしようと連れ出しますが、大体、逃げ腰で訓練しようとしてもリードを殆ど使えません。こういう子は、最初にリードを引いてしまうと後々までリードに対して嫌な感じが残り距離を取ってしまいます。この写真は、少し前の物でお預かりの時に身体の所々に赤みがありましたのでアレルギーがあると思うと飼い主さんにお伝えして食事を、私の老犬のシェパードに使っている魚で出来たフードに変えて頂きました。この写真を見ると今は足先や耳先などの赤みが随分薄れてきているのでやはりアレルギーだったのだと感じます。そして、訓練の時にも無添加のささみの干したものやたらを干したものを使っていてブランは色々大変だねと話しかけながら笑っています。この、おやつは最近外で食べるようになってきて私の手から奪い取るように(笑)さっと持って2,3歩離れて食べます(・_・;)ブランを触っているときには寄り添って来て良い感じなのですが、何かしようとするとまだ警戒します。先日も、少し気分が高揚しているような明るい態度でしたので少し慣れてきたなと私もブランちゃん、イエーイとおどけて見せると“それは、ちょっと怖かった”といわんばかりに尻尾を丸めて逃げようとしまして。。。ごめん、ブランこれは怖かったんだねとそっと身体をなでておきました(笑)飼い主さんに先日お電話をして出来るだけ3ヶ月で訓練を終わらせるように頑張ってみますが1ヶ月伸びるかもしれないとお伝えしました。。この子は、非常に難しい訓練になると思いますが展覧会系のシェパードではもっと凄くシャイな子もいましたので今までの経験を思い出し創意工夫で良い方向に導いていこうと思っています。長い道のりになると思いますが、ブランに合った訓練方法で出来るだけ早く訓練への道筋を付けてブランとの訓練がかみ合うようにしたいと思います。歯車が合いまわり始めると早いのですが。。明日も、コツコツ頑張ろうね!ブランちゃん!